こんにちは😀
2020年9月11日に「ウエストエクスプレス銀河」という特急夜行観光列車が
デビューしました
今回はそんな「銀河」つながりで、2008年に引退した寝台急行銀河を題材にした
トラベルミステリーの第一人者、西村京太郎さんの本を読んでみました!
寝台急行「銀河」殺人事件
あらすじ
東京ー大阪間を結ぶ寝台急行「銀河」
そのA寝台で女性の他殺体が見つかった。
容疑をかけられたのは、同じくA寝台にいたサラリーマン。
被害者の愛人でもある井崎。
さらにA寝台に乗っていた乗客がなぜか次々と殺されてゆく
動機があるのは井崎だけという不利な状況の中、旧友の十津川警部に助けを求めるが
ー。
この本のおすすめポイント3点
1.井崎は犯人なのか?
本の冒頭から井崎が被害者の女は「死んでくれればいいのに」と思ったことから始まります
電車に乗ってからはウイスキーを飲み、その女の首を締めている夢まで見ています
そこまで読んだ時には、本人が夢遊病のようにやっちゃったのではないかと思いました
最初に犯人がわかるコロンボ的パターンなのか?
と思った矢先、取り調べ中に犯人から手紙と物的証拠が届いたのです
ん?犯人じゃないかも‥
しかし犯人について知っていることがあり、警察に言おうとする人達が次々に殺されてしまいます
井崎には動機があり、アリバイはない
やっぱり犯人?いや十津川警部の旧友なんだから犯人じゃないはず!
と自問自答しながら読み進める面白さがあります
2・どういうトリックを使ったのか?
被害者の死亡推定時刻は朝の4時から5時の間。
A寝台とB寝台の間にある喫煙室には専務車掌と車掌長がいて、3:30以降
誰も人が通っていない
トイレや洗面所のある方面には出口はない!
ということはA寝台の27人の中に犯人がいる(密室)と考えてしまいますが、
犯人はどういうトリックを使って殺人を犯し逃げたのか?の謎を考えるのが
面白かったですね
ミステリー小説を読んでみての私の感想ですが、犯人探しとトリックを見つけるのが
楽しいですね
私は割と犯人は勘でよく当てます。
テレビのスペシャル物だと犯人は主役級の人のはず!(内容と関係ない笑)
いかにも犯人ぽいから違うなっとか‥
トリックは難しいですね
最後に「ほぉー、そういうことかい」となる面白さがミステリーの魅力ですね
3・旅行の友としても読みやすい本です。
電車に揺られながらトラベルミステリーを読むのは乙なものです
私は風呂に浸かりながら読みましたが笑
これから寒くなってくるともっとお風呂の時間が長くなって家族から苦情がきそうです
拙い文章ですが、これからも面白い本を紹介していきたいと思います
最後まで読んでいただきありがとうございました🎶