こんにちは😀
秋も深まってきました
天気が良いと過ごしやすくていいですね
秋といえば「読書の季節♬」
そこで今回も笑 西村京太郎シリーズ
山形新幹線[つばさ]殺人事件
あらすじ
山形新幹線「つばさ」で東北へ向かった若い女性が次々と行方不明になった。
囮として「つばさ」に乗り込んだ北条早苗刑事に近づく謎の男、平沼。
ところが、平沼は仙山線の踏切で列車と衝突して死亡。
運転していた車からは若い女性の右足が見つかった平沼犯人説に傾く県警に対し
十津川警部は独自の推理を展開する
この本のおすすめポイント3点
1・犯行の動機?
十津川警部の妻が、友人から「娘(井岡和美)が行方不明になった」と
相談されたことから、物語が始まりました。
なかなか犯人を特定できないところで、井岡和美と同じく若い女性が同じパターンで
行方不明になったことから‥亀井刑事が
「犯人は、ハーレムを作ろうと考えたのではないか」
と、自案を言ったことから急展開で話が進んでいきます。
(ん‥?ハ・ハ‥ハーレム?そないな動機ってあります?)
2・最後のどんでん返しにびっくり
亀井刑事のハーレム説から、物語は急展開のまま終わりをつげようとしていました。
ところが!
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(「え!?」「お前もかい!」予想外の犯人でした。最後は一気読みです)
3・「人間なんて得体の知れない、薄気味悪い生き物だということさ」p209より引用
行方不明の井岡和美を心配して、留学先のアメリカから日本に来て探してくれた
お友達は、とんだ被害者でした‥
(上⇑の十津川警部の言葉は、事件そのものだと思いました。
今テレビで『オリエント急行殺人事件』をやっていますが、名探偵ポアロが
「人は獣よりましな存在でないと」と言った言葉がこの事件と結びつきました)
次回は気分を変えた本を読みたいと思います
読んでいただきありがとうございました🎵