こんにちはー😀
冬になると毎年TVでやってるような気がする「オリエント急行殺人事件」。
(オリエント急行の殺人事件 アガサ・クリスティー 山本やよい訳 早川書房)
毎回チャンネルを合わせて見始めるも、なぜだか毎回途中でお風呂に行ってしまい
(笑)中抜けになっていたので(*ノω・*)テヘ、本を読むことにしましたー
あらすじ
真冬のこの時期には珍しく、満席となっている豪華列車オリエント急行に
国籍も身分も様々な乗客が乗り込んでいた。
その社内でいわくありげな老富豪が無残な刺殺体で発見される。
偶然乗り合わせていた名探偵ポワロが調査に乗り出すが、すべての乗客にはアリバイが
‥
この本のおすすめポイント3点
1・乗客全てにアリバイあり
海外の作者の作品は、登場人物がカナなので
ヒルデガンデ・シュミットは公爵夫人のメイドで
アントーニオ・フォスカレッリはイタリア人のセールスマンで‥
ハードマンって誰だっけ?っと何度か登場人物の紹介ページに戻ってしまうのは
私だけでしょうか笑?
これに寝台車の見取り図を見ながら、乗客のアリバイを読んでいると大忙しです
13人の乗客の時間や行動を読んでも謎が深まるばかりです
2・場所や人が魅力的
なんといっても事件の場所がオリエント急行というところに惹かれます
登場人物も、
・落ち着きと有能さを備えている、冷たいくらいに整った顔立ちと、デリケートな
白い肌→メアリデブム
・色あせた金髪を束ねて不格好な大きなお団子にまとめ、眼鏡をかけている
穏やかで優しそうな面長の顔にはヒツジを思わせるところがある→グレタオールソン
・コケティッシュな雰囲気があり、きれいでシックな女性→アンドレニ伯爵夫人
・狡猾な目をし、悪い気を発している男→ラチェット
・醜くて年をとっていてヒキガエルのようなのに魅力的→ドラゴミロフ
・元気でおしゃべりの年配女性→ハバード夫人
と絵を描きたくなるような特徴‥
っということで下手くそなイメージの絵を描いてみちゃいました笑
3・名探偵ポワロの推理
被害者の部屋にあったパイプ・ハンカチ
そして被害者のポケットに入っていた時計の針は1時15分。
これらの物的証拠と思われる物にも惑わされずに、一つ一つの事実を積み重ねていく
被害者の部屋の焦げた紙片から、針金をアルコールランプを使って、文字を浮かび
上がらせていき、被害者の本当の名前となぜアメリカから離れなくてはならなかったの
かが判明します
閉ざされた世界で情報も入れられない中、登場人物の関係性を見つけていく過程は
さすが名探偵!
さすがです🎵
結末はご存知とは思いますが、びっくり( ゚д゚)ハッ!ですね
最後までお読み頂きありがとうございましたー🎶