ゆるり庵・りあん

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アガサ・クリスティー【青列車の秘密】読んでみた

こんにちはー😀りあんです

 

カレンダー通りの休み初日

チャンネル権を持っている旦那のTVは

「真実を追う男」→「公証人」→「瞬殺」→「刑事殺し」のミステリー三昧でした

 

本やパソコン、家事をしている私もつい見入ってしまい、頭痛がしそうです笑

今日からはオリンピック三昧になるようです。

 

今回はアガサ・クリスティー「青列車の秘密」をご紹介します

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「青列車の秘密」 アガサ・クリスティー 青木久恵訳 早川書房

 

ん?青列車って何?と思いましたが

訳して青列車で…笑

〈ブルー・トレイン〉のことだそうです

 

あらすじ

大富豪の娘ルース・ケタリングが豪華列車の中で殺害され、

所持していた高価なルビーも盗まれます

その列車に乗り合わせていたポワロとキャサリン・グレーは共に

事件の真相を知っていきます

 

この本のおすすめポイン3点

 

1・怪しい人物が沢山いる

 

・ルースの夫、デリク・ケタリング(お金に困っている)

・その愛人ミレーユ

・ルースの愛人、ド・ラ・ローシュ伯爵 (詐欺師)

・レディ・タンプリン(お金大好き)とその娘レノックス

他にも、大富豪の秘書や骨董商・ルースのメイド。

今回のマドンナ、キャサリンさえ怪しく思えてきます

 

2・犯人を当てられない

 

最後の最後まで、犯人はわからなかったです

怪しい人物と、怪しい行動

殺人と強盗が入り混じって難しい…

わかった人はすごい!

 

3・ポアロの言葉

352ページ

「人間というのは愚かなものですね、マドモアゼル。

食べて、飲んで、いい空気を吸う。

実に楽しいじゃありませんか、、マドモアゼル。

単にお金がないーあるいは心が痛むというだけで、すべてあきらめるなんて、

まったく愚かです。

愛(ラムル)のために何人死んだことか」 フムフム

 

370ページ

「わたしの名前はエルキュール・ポアロだ」

「はい、ムッシュー?」

「きみは、この名前を知らないのか」

「一度も聞いたことがございません」

「悪いけど、きみの教養の範囲が知れるね。

世界の偉人に数えられる人間の名前だよ」 ジブンで言ってる笑

 

そこからの372ページ

「きみたちは嘘をつき、誰にも知られていないと思っている。

だが、知っている人が二人いる。

そうー二人だ。

一人は神さま(ル・ポン・デュ)ー

そしてもう一人は、このエルキュール・ポアロ」 ヒュ~🎉

 

初対面でのこの自信満々の言葉は、証拠を固めるために

本当はどうであったかを知るためであったのですが…

 

物語の最後に

「そしてエルキュール・ポアロをお信じなさいー

彼は何でも知っていますよ」

女性への励ましの言葉でも使われています

 

まとめ

犯人が意外だったので、もう一度読み直してしまいました

わかったうえで読むのも面白かったです。

登場人物の個性やロマンスも絡んで楽しく読めました🎶

 

アガサ・クリスティーは、オリエント急行が有名ですが、

ブルートレイン…「青列車の秘密」もおすすめです

 

最後までお読み頂きありがとうございました♬