こんにちは🎑
朝晩は涼しくなって過ごしやすくなってきましたね。
もうすぐ中秋の名月です。
2020年の今年は10月1日木曜日だそうです
夜空に輝くまぁるい月に魅了されるのは今も昔も変わらないことのようです
そこで、今回は月がでてくる百人一首を探してみました🎵
月がでてきたものは11首ありました。
その中から秋の歌をご紹介します
月が出てくる秋の歌♬3首
1・「今来むといひしばかりに長月の 有明の月を待ち出でつるかな」素性法師
すぐに行く、と言ったあなたの言葉を信じて待っていましたが、あなたは来ないで
とうとう明け方に出る月を待ってしまった
SNSやメール、電話のない時代の約束はドキドキもの(必死)でした。
待ち合わせに遅れそうで猛ダッシュしたり、待ち合わせ場所を勘違いして
すれ違ったり‥
その分ドラマチックでもありましたよね
反面、ドタキャンもしやすかったのかもしれません
ずっと恋人を待ち続ける女性の姿が月夜に浮かび上がる歌です
2・「月見れば千々に物こそ悲しけれ わが身ひとつの秋にはあらねど」大江千里
月を見ているといろいろ物悲しく感じられることだ。私ひとりのために来た
秋ではないのになあ
秋になるとなんとなく寂しい気持ちになる時があります。
ジリジリと太陽が照りつけていた夏が終わって日が落ちるのも早くなったから
でしょうか
そんな時はゆっくりお風呂に入って読書します
3・「秋風にたなびく雲の絶え間より もれ出づる月の影のさやけさ」左京大夫顕輔
秋風にたなびく雲の切れ間から、もれこぼれる月の光のなんと明るく澄み切っている
ことだろう
現代でもきれいな月を見ると心揺さぶられます
今年の十五夜は、いにしえびとに思いを馳せて夜空を見上げてみようと思います
最後まで読んでいただきありがとうございました🌛